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私の洗顔の主張
肌の細胞はとってもカシコイ。
「水分が足らないな〜」と思ったら水分を補給し、「脂分が足らないな〜」と思ったら脂分を補給する能力を持っている。
「洗顔後の肌のツッパリが嫌だからマイルドな洗顔剤を使うの」とか、「洗顔後の肌のつっぱりが嫌だから、すぐに化粧水をつけるの」というひと、多いと思う。
一般的にマイルドな洗顔剤には、油汚れを取る機能と保湿する機能が備わっている。
水を使って洗うので、水溶性の汚れも脂溶性の汚れも取れる上に保湿成分が入っているので洗顔後も肌はつっぱらない。
また、洗顔後すぐに化粧水を肌に与えると肌はつっぱらない。

でもそれって、肌細胞が本来持っている能力を退化させるだけでなく、狂わせることになるのでは?
だって、洗顔でしっかり脂分がとられてしまうことによって肌細胞は、「あっ。脂分が足らない。はやくつくらなきゃ!」って思うし、肌を外から無理やり保湿することによって、「水分は足りてるから、つくらなくってもいいや!」って思ってしまう。

だから、最近の女性の肌質が、「肌の表面はべたべた、内面はスカスカに乾燥している」というオイリードライスキンになってきている。

洗顔後に肌のツッパリを感じて、カシコイ肌細胞は脂分不足と水分不足を察知し、まず自己治癒能力でスキンケア。
そして、老化し始めている肌は肌細胞の水分、脂分だけでは足らないので、足らない分だけ、外から補充するためにスキンケアする。
それが「正しいスキンケア」だと私は思う。
                                          楊さちこ
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